-Roi&Li'lの転写紙について- 
     『コーティングとカバーコートの表面処理の違い』
 

 転写紙に関しまして、制作側に立ちますと色々と疑問が沸いてきます。

 まずひとつは、安全性の問題です。 私は、長年ペット業界で食に関する専門の仕事についております。

 如何に口にするものが身体にどう影響するかという事に関心があり、ペット栄養管理士としての立場から毎日口から摂取する食事内容は重要だと考えています。

  腐らないドッグフードは添加物や、嗜好性を増す為に有害な油脂剤、見た目をよくする発色剤など、言えばきりがありません、、
ペットが器にしている素材でさえアレルゲンとなり口が荒れたりするのを見てきました。

 ポーセラーツに使用する転写紙は色を作るために鉱物を使用します。
発色をよくするために身体に有害なものもあります。 

 カバーコートをしているから問題ないと思われますが、カバーコートは絵がバラバラにならないように、転写紙を作るには100%行う工程のひとつ。
例えば、押し花を作るには花を並べて、花がバラバラにならないようにシートに挟む工程です。 ですので、カバーコートをしないと転写紙は作れません。

 転写紙販売業者はカバーコート(コーティング)と言う方もいらっしゃいますが、厳密にはカバーコートと、コーティングは全く別のものです。
そこで、より安全で安心して使用していただくために、Roi&Li'lで製作発売している転写紙につきましては、カバーコートの下にコーティングを施しております。
価格が上がるので、コーティング剤を使用しているところは少ないらしいのですが、私も小さなペット達と暮らしている身です。
自分で作ったポーセラーツの食器を安心してペットに使用したいですからね。
良いものを作るには価格と品質は比例して当たり前だと考えております。

 自分の家族に安心して使ってもらうものを作りたいので制作側に立ちました。
とくに、大切な成長過程では化学物質とは無縁にさせないといけない小さなお子様や、ワンちゃん、ネコちゃん、体の小さな子たちに使用するものは気を付けたいものです。

  Roi&Li'lの転写紙は、コーティングを施しているため、安全に使用できる他、艶が増します。
どうぞ作品をお作りになって、実感していてください。

※コーティング処理の転写紙は商品説明にコーティング済みの記載をしております。